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協働農園

取り組みの概要・趣旨

遊休荒廃地が増加する中、新たな農業のあり方を模索するため、有機農家の指導のもと町中居住者や移住者が農作業を担う有機農業の協働農園の仕組みを実証し、新たな農業の担い手と農業の持続可能なビジネスモデルを構築します。

取り組み詳細

町内では、山間部の獣害の受けやすい農地や小農地などの耕作放棄地が増加して問題となっている。そんな遊休農地の解消と、農業を始めたい住民や移住者などをつなげ、町の活性化を図りました。

具体的には、参加者が割り当てられた畑に自由に野菜を作る区画農園タイプと、農家と参加者が一緒に栽培体験する協働型の農園タイプから選択します。参加者は農家の指導を受けながら野菜を育て収穫を行いました。

2022年度

農園:2園  参加者  17組

・細川農園(若宮農園) 協働型
・早川農園(乙事農園) 区画型

2023年度

農園:4園      参加者:23組

・細川農園(若宮農園)   協働型

・早川農園(乙事農園)   区画型

・はる農園(境農園)    区画型

・かぼちゃん農園(大平農園)ルバーブ栽培(協働・区画型)
 

2024年度

農園4農園

・細川農園(若宮農園)   協働型

・早川農園(乙事農園)   区画型

・はる農園(境農園)    区画型

・かわいい農園(松目農園) ルバーブ栽培(協働・区画型)

同時に農的な暮らしを多くの方たちに体験してもらうため、2022年度は「採蜜ワークショップ」「畑でヨガ」「水利を学ぶワークショップ」、2023年度はそれに加え「漬物講習」「草刈講習」「保育園の給食の玉ねぎ収穫」など様々なワークショップも行いました。

取組成果・地域の変化

2022年度は2農園で計17組の参加だったが、2023年度は4農園で計23組の参加と、農家も参加者も増加しています。

新聞等に掲載されたおかげもあり、町内地元住民のみならず、町外からも協働農園に関心を寄せられ、団体の見学者も訪れました。

参加者の感想

・農業初心者に感心を持って貰う事は凄く大切な取り組みかと思います。 しかしながら、理想と現実の厳しさを教えてあげる事が必要かと思いました。(理論的に優しく。) 例えばですが、植え込み、収穫は楽しいが、途中の草取り草刈り、追肥、中耕等の年間管理な事を、農業初心者さん達に指導、体験して貰う事が今後の発展に繋がるかと思います。

・この度は企画&運営ありがとうございました。初めての畑づくりでしたが、まずやってみることで学べたことが沢山ありました。いつもアットホームに迎えてくださる農家さんに感謝です。

(2023年度参加者アンケートより)

今後に向けて

ホストとなる農園を増やし、参加者との交流を通して農村集落のさらなる活性化を図りたい。
新たな農業の担い手の育成にもつなげたい。